motologue.com

思考の足跡、あるいは電波の残骸。

ウェブがリアルの延長線上に位置する時代

Posted on | 7月 2, 2009 | No Comments

最近、携帯電話界隈が熱いです。iPhone 3GsにはじまりHT-03Aの発売など日本でも徐々にスマートフォンへシフトする動きが活発になってきました。

iPhone 3GS発売に、孫社長「鳥肌が立つほど感動

もともと僕はインターネット中心の時代からモバイル中心の時代に変わると5年ぐらい前から強く確信していて、そのときからVodafone Japanを買収する、あるいはまったく新しく自ら携電話帯の会社をスタートすることを心に誓っていた。

この記事にもあるように時代は急速にPCをパーソナルな方向へ推し進めています。

NTTドコモ、Googleケータイ「HT-03A」を7月10日発売

HT-03Aは、Google検索、Google マップ、Gmail、YouTubeなどのサービスが利用できるスマートフォン。Gmailを自動で受信するほか、Picasaへの画像アップロードなども可能だ。世界中で開発されたアプリケーションをAndroidマーケットからダウンロードすることもできる。

時同じくしてGoogleケータイも発売され、PCのポータブル化に益々拍車がかかりそうです。このムーブメントは漠然とながらも未曾有の可能性を感じます。来年以降、ネットワークが3.9G、ゆくゆくは4G化していく中で回線速度に合わせ提供されるコンテンツはよりリッチなものとなり、マッチポンプとなってこれらOpenOSの普及を促進させていくと考えられます。

おそらく、これらスマートフォンがコモディティと認知されたタイミングで現在我々が使用しているPCに取って代わり「Personal Computer」の概念を再定義することになると思います。結果、人々は「いつでも」ネットに繋がる生活から「いつでも」「どこでも」ネットへ繋がる生活へ体験の質自体が変化していきウェブがリアルの延長線上に位置するのでは無いでしょうか。

「その時代」にはウェブの匿名性が下がる代わりに、拡張現実としての体験が提供されるだろうと考えられます。「場」や「時」のプレゼンス、つまりリアルでの生活体験とウェブがクロスするだろうと思います。

リバース・ジオコーディングを使ったGoogle Mapsの「この場所について」はとても便利。Google Maps APIにも実装済
地図上のどこかで右クリックするとサブメニューが表示されるのはご存じだろう。そのサブメニューの中に「この場所について」(英語版ではWhat’s here)というメニューが加わった。

「その時代」を念頭に置いた動きは各所で見られGoogleのこの新機能もGPS⇔住所⇔ウェブコンテンツのマイニングという形でエリアマッチ+αのセレンディピティを提供するべく検討されているのだろうと想像できます。

これら一連の技術革新はブロードバンドの普及以上のパラダイムシフトを我々に提供する可能性を感じます。その結果、ウェブという概念はリアルと結合しユーザーの行動は上質な体験と引き換えに取得され、企業はユーザー一人ひとりと対話するマーケティングコミュニケーションを求められる時代になるでしょう。

Comments

Leave a Reply





  • twitter